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余談について

本題を知らないと、余談にはなりません。

余談の定義

雑談・脱線・余談の 3 つは混ざりやすく、混ざると何を頼めるかが伝わりません。

分かれ目は 1 つだけです。

  • 雑談

    本題がなくても成り立つ話。

  • 脱線

    本題から外れて、戻らない話。

  • 余談

    本題に接していて、戻れる話。何を解くかが、ここで変わります。

ふつうの入り方余談の入り方

与えられた課題を、早く正しく解く

その課題でよいのかを、先に見る

売上目標・想定顧客・競合の定義を与件にする

与件そのものを一度うたがう

社内だけで答えを出す

外から問いを足す役を 1 人入れる

やり方を直す前提箱の中で回り続ける前提を問い直す前提箱そのものを組み替えるやり方を直す前提箱の中で回り続ける前提を問い直す前提箱そのものを組み替える
やり方だけを直すと、同じ枠の中で回り続けます。余談が入るのは外側の輪、前提そのものを問い直すところです。

企画が平均化する仕組み

落とすのは、悪意ではありません。二つの仕組みと、その扱い方です。

123そのまま進むと誰も反対できない案踏みとどまる役がいると最初の形が残った案1 裏づけを求められる 2 全員の合意を求められる 3 三か月がすぎるそのまま進むと踏みとどまる役がいると1 裏づけを求められる2 全員の合意を求められる3 三か月がすぎる誰も反対できない案最初の形が残った案
最初に出た案は、その事業にしかない形をしています。裏づけを求められ、全員の合意を求められるたびに角が落ちて、三か月後には誰も反対できない、どこかで見た案になります。踏みとどまる役がいれば、最初の形が残ります。

01

データ主義

前例のない案には数字の裏づけが作れません。裏づけを求められた案から順に落ちるため、残るのは前例のある案だけになります。

02

合議制

関係者が増えるほど、誰かが引っかかる要素は削られます。全員が納得した案は、全員にとって「反対する理由がない案」であって、誰かが強く支持した案ではありません。

03

壊す必要はない

データ主義も合議制も、組織が失敗を減らすために備えた仕組みです。外から一つ、前提を疑う役を足せば済みます。

自社事業

  • 助言だけで終わらない

    助言する人と、事業を持つ人では、見えているものが違います。余談は自社でもブランドを立ち上げて、運用しています。

  • 痛みを知っている

    売れない時期の資金繰り、在庫、値付け。外から見えない部分を自分で通しているぶん、机上の助言になりません。